ハマる女「運命の女」

犯罪

お池にハマっても大変なのに
不倫にハマったらもっと大変でしょうね

[原題]Unfaithful
[製作年]2002[製作国]アメリカ
[日本公開]2003
[監督・製作]エイドリアン・ライン
[脚本]アルヴィン・サージェント/ウィリアム・ブロイルズ・Jr
[製作総指揮]アーノン・ミルチャン他
[撮影]ピーター・ビジウ
[編集]アン・V・コーツ
[音楽]ヤン・A・P・カチュマレク
[上映時間]124

主な登場人物

コニー・サムナー(ダイアン・レイン):
裕福で美人の人妻。夫エドワードともうすぐ9歳になる息子と何不自由なく暮らしていたがある日偶然知りあった若者と関係を持ってしまう。

エドワード・サムナー(リチャード・ギア):
経営者。コニーの夫。妻をこよなく愛する。

その他の登場人物

ポール・マーテル(オリヴィエ・マルティネス):フランス人青年。コニーの浮気相手。
リンジー(ミッシェル・モナハン):エドワードの事務所で働く若い女性。
ビル・ストーン(チャド・ロウ)
ディーン刑事(ジェリコ・イヴァネク)
ジョシュ(マイケル・エマーソン)
フランク・ウィルソン(ドミニク・キアネーゼ):私立探偵
サリー(マーガレット・コリン)

あらすじ

コニーは経営者の夫エドワードともうすぐ9歳になる息子と郊外で何不自由無い生活を送っている専業主婦。ある風の強い日、息子の誕生日の買い出しの為電車で向かった。ソーホーの辺りを通りかかった時、強風に煽られ転んでしまう。そこにたくさんの本を持った若い男が通り、コニーとぶつかる。タクシーが捕まらず、膝を怪我しているコニーを見て、すぐ近くのアパートに住んでいた彼は家に来て消毒すればと言う彼の誘いに乗り彼の部屋に行く。本のディーラーをしているという男はポールと言い、27歳と若くセクシーな男だった。その日はそのまま急いで家に戻ったが、ポールのことが気になり自分から連絡して、会いに行ってお礼の本を渡して帰ったが、その日から彼のことが忘れられなくなってしまう。再び自分から会いに行き、とうとう関係を持ってしまったコニー、帰る電車の中何度も反芻し涙ぐむ。何度も逢瀬を重ね、行動は次第に大胆になっていく。なんとなくコニーの行動に不自然さを感じたエドワードは、予約したというエステの店に確認するが、そんな予約は入ってないという。探偵を雇いコニーの調査をさせたエドワード。浮気の証拠写真と、浮気相手の住所を確認する。次第に罪悪感に苛まれるコニー、車でポールの元に向かうが見知らぬ女と歩いているポールを見て、激しく叱責するが、結局肉欲に溺れてしまう。

どんな映画?

この映画は2002年に、80年代「フラッシュ・ダンス」や「ナインハーフ」などのヒット作で知られているエイドリアン・ライン監督が、1968年のクロード・シャブロル監督「不貞の女」をダイアン・レインリチャード・ギア主演でリメイクした映画となっております。

ある風の強い日、買い物をしていた主婦コニーは風にあおられ四苦八苦。
スカートはめくれてパンツ丸見えだし、男にぶつかるし。

偶然ぶつかったのがイケメン!!!

膝をすりむいてしまったコニーは彼の部屋で傷の手当てをすることに。

まだ美しいコニーはそこそこ裕福な家庭、やさしい夫、かわいい息子、
何不自由ない生活のはずが…

若いイケメンは本のディーラー、ポール。
彼女はこの間のお礼にと彼に電話をし、再び彼の部屋を訪れます。
その日はそのまま帰りますが、また来てしまうコニー。

とうとう一線を越えてしまった二人。
帰りの電車の中で苦悩するコニー。
そこからどんどん不倫関係にハマっていきます。
次第に夫エドワードも怪しいと思い出し…

情事の後帰宅する電車の中
後悔と快楽で混乱するコニー

1968年にクロード・シャブロル監督が発表した「不貞の女」は公開当時本国フランスでは、それほどヒットはしなかったとのことですが評価は高かったそうです。そのフランス映画を不倫映画の第一人者の一人(?)エイドリアン・ライン監督がニューヨークを舞台に変えてリメイク。原題のUnfaithfulは不貞や不誠実の意味です。 主演のダイアン・レインが体当たりの演技で、とゆーか大いに脱いだり、やりたくない役をやると体当たりと言うのですが、大胆な濡れ場は女優にとってターニングポイントになるのでしょうね。ダイアン・レインは子役でデビュー。一時期大変な人気でしたが、低迷。ですがアラフォーになって主演した、この「運命の女」により、アカデミー賞主演女優賞、ゴールデングローブ賞主演女優賞など多数の賞にノミネートされ注目を集めました。

ささいなきっかけで、どっぷり深みにハマってしまう女性の不倫。
何年もかけて築き上げてきた信頼が一瞬にして崩れ去ってしまう

それが不倫。

始まりはよくある話しなだけに、ラストの展開に脱力感が否めません。映画の中で出てくるスノーグローブ、日本ではよくスノードームと言いますが、振ると雪のようにドームの中で降るおもちゃですが、アメリカ映画ではよく効果的に使われています。そしてこの映画でも効果的?に使われております。

スタッフ・キャスト

イギリス人監督のエイドリアン・ラインは1983年の「フラッシュ・ダンス」の大ヒットでよく知られている監督ですが、1986年のミッキー・ロークとスタイル抜群のキム・ベイシンガーの「ナインハーフ」、全米を震撼させた1987年の「危険な情事」とある意味で映画史にの残る作品があります。また、90年代にはティム・ロビンスが主演したスリラー映画「ジェイコブス・ラダー」(1990年)を監督。しかし1993年に発表した「幸福の条件」で、デミ・ムーア主演、ロバート・レッドフォードなど豪華出演陣にも関わらず最低評価を受けてしいます。また満を辞してジェレミー・アイアンズ主演で映画化した「ロリータ」(1997年)も、興行的には失敗してしまいました。わたくしは結構好きですけどね。2002年に発表した「運命の女」はお得意(?)の不倫映画で再び高評価を得ることができました。 今年20年ぶりに新作を発表されるとのことで、まだまだご活躍していただきたいですねー。

主演の不倫妻に当時30代後半、アラフォーまっただ中だったダイアン・レイン。アメリカ出身の子役出身、1979年のジョージ・ロイ・ヒル監督の「リトル・ロマンス」で映画デビュー。1989年に出演した「ストリート・オブ・ファイヤー」でカリスマ歌手を演じ子役から大人の女性として人気を博したのですが、その後多くの映画に出演するもののヒット作には恵まれず、やや忘れ去られた存在になりかけた頃、出演したエイドリアン・ライン監督の「運命の女」で不倫妻を熱演。その後は「トスカーナの休日」(2003年)や「理想の恋人.com」(2005年)などの大人のロマンス映画の主演を務め、2006年には「ハリウッドランド」などのサスペンス映画などにも出演しています。また「マン・オブ・スティール」シリーズではスーパーマンことクラーク・ケントの母親役を演じ、現在はお母さん役が多く、2020年に出演された「すべてが変わった日」では主演のおばあちゃん役でした。

若い浮気相手を演じたオリヴィエ・マルティネスはフランス人俳優。このお方かつてはフランスのブラッド・ピットと呼ばれ、1995年には当時のフランス歴史劇として最高予算で製作された「プロヴァンスの恋」にイケメン騎士を演じ、オスカー女優ジュリエット・ビノシュの相手役を務めました。ですが、最近本職の方は低迷し、ハル・ベリーの夫だったことしか話題になってないもよう。すでに離婚してしまいましたが、うーん頑張ってほしいですねー。

まとめ

人妻が若い男にハマって地獄行き

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