Hなおねえさんは好きですか?「リリス」

サスペンス


エキセントリックな美人ほど早く結婚するような気がします。

[原題]Lilith
[製作年]1964[製作国]アメリカ
[日本公開]
[監督・脚本・製作]ロバート・ロッセン
[脚本]ロバート・アラン・アーサー
[原作]J・R・サラマンカ
[撮影]ユージン・シュフタン
[音楽]ケニヨン・ホプキンス
[上映時間]117

主な登場人物

ビンセント・ブルース(ウォーレン・ベイティ):
見習い作業療法士

リリス・アーサー(ジーン・セバーグ):
若く美しい統合失調症の患者。

スティーブ・エフシェフスキー(ピーター・フォンダ):
患者。リリスに想いを寄せている。

ドクター・ベア・ブライス🙁キム・ハンター):
ポプラ山荘で働きたいというビンセントを快く迎え入れる。

その他の登場人物

ノーマン(ジーン・ハックマン):ローラの夫。
ローラ(ジェシカ・ウォルター):ビンセントの昔の恋人。

あらすじ

ポプラ山荘という精神療養所を見学しにやってきたビンセントは、第二次世界大戦からの帰還兵だった。仕事を探していた彼はそのポプラ荘で作業療養士の見習いとして働き始める。ビンセントにはローラという、かつて好意を持っていた女がいたが、出征している間に結婚してしまっていた。施設は比較的裕福な患者が多く、小綺麗な夫人や、背の高いスティーブなど一見精神病患者かわからない者もいた。
特に若いリリスは美しく、スティーブは彼女に夢中だった。ビンセントは彼女と会っているうちに彼女の怪しい魅力にのめりこんでいった。医師とブライスに、彼女のことを報告するビンセント。正直に自分の気持ちを告白し、リリスが彼女の世界に自分を連れていこうとしている感覚になるという。医師は、滝に落ちて亡くなったリリスの弟の話をし、18歳からこの施設にいる彼女は治る確率は非常に低いだろうと述べるのだが。

どんな映画?

「人を助ける仕事がしたい」
そう言って精神療養所に仕事を求めやってきたビンセント。
彼を窓から見つめる女性がいました。

ビンセントを迎えたのがそこで働くドクター・ベア・ブライスでした。
すぐに作業療法士の見習いとして働くことになったビンセント。
施設の患者たちとグレート・フォールズにピクニックにいくことになり、ビンセントはリリスを連れていきます。

リリスは年若く美しい女性でした。

河の流れに見とれるリリス、彼女が唾を吐くとみんなで大爆笑です。
メガネでのっぽの患者スティーブも彼女に夢中です。

ビンセントはリリスが患者だと言うことも忘れ、二人で出かけるようになります。
彼女とお祭りに出かけたビンセント。
リリスはスイカを売っている少年に、唇を触らせたり、キスしたりと怪しく誘惑めいた行動をとります。

とうとうビンセントはリリスの誘惑に負けてしまいます。
なぜならビンセントはウォーレン・ベイティだからです!!
次第に平静を保てなくなってしまったビンセント。

そして起きてはいけない事件が起こるのでした!

リリスとは、諸説あるようですがおそらくこの映画においては、男児に悪影響を及ぼす夢魔。つまりHな夢を誘発する女性の悪魔でしょうか?ビンセントも彼女の夢にうなされます。リリスも博愛主義者で誰にでも愛を与えようとします。男にも子供にも女にも…リリス役のジーン・セバーグの危ない美しさはこの役にぴったりでした。

この映画は、評価が高かったようですが日本では劇場未公開でした。
現在はDVDで鑑賞することができます!

スタッフ・キャスト

監督のロバート・ロッセンは1949年の「オール・ザ・キングスメン」で成功しましたが、その後かつての政治活動により低迷した時期がありました。1961年の「ハスラー」で再び脚光を浴びることができましたが、この映画が監督の遺作となりました。

ビンセント役のウォーレン・ベイティは共演者キラー。ベイティと寝て初めてハリウッド女優の仲間入りができると言わしめたほどだったそうです?しかし彼は早い時期からスターであり、ヒットメーカーでありました。1967年のアメリカン・ニューシネマの代表作「俺たちに明日はない」では主演だけでなく製作にも参加しております。ベイティのお姉さんはシャーリー・マクレーンですが、あまり似ていないですね~

リリス役のジーン・セバーグは17歳の時に出演した「悲しみよこんにちは」のセシル役で有名になり、彼女のベリーショートの髪型が「セシルカット」として流行したそうです。ベリーショートって本当に顔が整っていないと似合わないんですよ!1959年のゴダール映画「勝手にしやがれ」で世界中に知れ渡りましたが、その後あまり作品には恵まれず、プライベートでは精神的にバランスを崩すようになったそうです。この「リリス」は彼女の人生を暗示しているようでもありました。

他のキャストでは患者のスティーブ役にこちらもアメリカン・ニューシネマの重要人物ピーター・フォンダ。


ドクター・ベア・ブライスに猿になる前のキム・ハンター

4年後こうなります❤️
1951年の「欲望という名の電車」でヴィヴィアン・リー演じるエキセントリックは姉に振り回される妹役を好演したキム・ハンターでしたが、レッドパージの影響を受け長く不遇な時代を過ごしていました。ですが1962年に名誉を回復後様々に作品に出演しております。


ビンセントの元カノの夫役にジーン・ハックマン。ジーン・ハックマンは映画デビュー作です。

まとめ

エキセントリック美人に出会って地獄行き

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