モーターガール「あの胸にもういちど」

ドラマ

若い頃のマリアンヌ・フェイスフルはホントに可愛いです。えっ?話ですか?そんなのどうでもいいんっすよ♪

[原題]The Girl On A Motorcycle
   La Motocyclette
[製作年]1968[製作国]イギリス・フランス
[日本公開]1968
[監督・脚本・撮影]ジャック・カーディフ
[脚本]ロナルド・ダンカン
[原作]アンドレ・ピエール・ド・マンディアルグ
[音楽]レス・リード
[上映時間]91

主な登場人物

レベッカ・ネイス(マリアンヌ・フェイスフル):
本屋の若い娘。教師であるレイモンドの妻で新婚。

ダニエル(アラン・ドロン):
やらしい大学教授。

その他の登場人物

レベッカの父(マリウス・ゴードン):本屋の店主

あらすじ

新妻のレベッカは夢の中でも結婚前に関係してしまったダニエルのことが忘れられないでいた。隣で寝ている夫を残し、部屋をそっと出ていく。素肌に黒い皮のライダースーツを身につけ、ハーレーダ・ビッドソンでハイデンベルグに向かうレベッカ。バイクはダニエルからの結婚祝いだった。夫のレイモンドは学校の教師で真面目で優しいことだけが取り柄、生徒からもおちょくられていた。レイモンドとの結婚後も不倫を続け、ダニエルから送られたバイクに乗り彼の元へと向かっていた。彼との事を思い浮かべながら、意気揚々とバイクを走らせる。そこで一休みすることに。美しい田舎道を走り続けるレベッカ、国境を超えダニエルの住むドイツに入国し、彼に抱きしめられる。という夢を見ていた。すっかり時間が経ち、レベッカの前に兵士を運ぶトラックが数台通って行った。再びバイクを走らせたが彼女は思い出していた。レベッカとレイモンドは友人とスキー旅行に行った時、レストランでチーズフォンデュのを食べながら食事を楽しんでいるレベッカを見つめる男がいた。知り合い?という友人に以前父の本屋で会った男だと話す。父からハイデンベルグ大学のダニエルだと紹介されていたのだ。そしてその夜・・・

どんな映画?

この映画の最大の見所はで有名なのは主演であるマリアンヌ・フェイスフルが全裸に黒皮のライダースーツを着るシーンです。
胸までファスナーを上げる瞬間に寄って谷間ができるんですよ!すごいんですよ!

金髪でかわいい顔に可愛い声の
マリアンヌ・フェイスフル。全面推しの映画なので、彼女の顔と体と、インテリ風メガネ姿のアラン・ドロンのイケメンぶりも堪能できます。

そして忘れられない衝撃のラストシーン。

新婚のレベッカでしたが夫婦のベッドで見るのは他の男が出てくる
エロい夢❤️
サーカスでアラン・ドロン演じるダニエルに鞭打たれ全裸になったり
助けを求めても笑われる。

結婚して2ヶ月ですが、
優しいだけで頼りないレイモンドに嫌気がさしていました。

早朝レイモンドが寝ている間に全裸にライダースーツを着て、
ダニエルからもらったバイクにまたがり家を出るレベッカ。

向かうは愛するダニエルのもと!!

意気揚々とバイクを走らせるレベッカ。

ただひたすらバイクに乗ってマリアンヌ・フェイスフルの独白とエロい回想シーンを見る映画ですが、
観る人を唖然とさせるラストシーンが必見の一本です。

スタッフ・キャスト

監督はイギリスの撮影監督としても有名なジャック・カーディフ。1947年のマイケル・パウエル&エメリック・プレスバーガーコンビの名作「黒水仙」でアカデミー賞撮影賞を受賞しています。同監督の「赤い靴」(1948年)、アルフレッド・ヒッチコック監督の「山羊座のもとに」(1949年)、ジョン・ヒューストン監督の「アフリカの女王」(1951年)、ジョーゼフ・L・マンキーウィッツ監督の「裸足の伯爵夫人」(1954年)など名作の撮影監督を務めて、1985年にはシルヴェスター・スタローンの「ランボー/怒りの脱出」(1985年)を担当しています。監督としてはあまり作品が多くなく、わたくしもこの映画と「悪魔の植物人間」しか観ていません。ただ「悪魔の植物人間」(1973年)はカルト映画として一部の人には有名です。

現在84歳のドロン様、1968年は「世にも怪奇な物語」の2話目ルイ・マル監督の「影を殺した男」でドッペルゲンガーに悩まされる青年を演じ、「さらば友よ」ではチャールズ・ブロンソンと共演し、「太陽が知っている」では元恋人で婚約までしていたロミー・シュナイダーと共演し、ロミーを再びスターダムに押し上げるという充実した一年でした。

主演のレベッカを演じたのはイギリス出身の歌手兼女優のマリアンヌ・フェイスフル。金髪にでっかい目、白い肌美しい声で人気を博しましたが、ミック・ジャガーと付き合っていたことでも知られていました。人気の中、ドラッグや飲酒によるスキャンダルに見舞われ低迷していきました。綺麗だった声はつぶれ容貌変化していきましたた。2007年にサム・ガルバルスキ監督の「やわらかい手」で、何とおばあちゃん役で主演。孫の治療費の為に風俗店務めることにした祖母が、その中で自分の価値を見出す何とも味のあるヒューマンドラマで、もうあの頃の面影は全くない太った中年女性のマリアンヌ・フェイスフルが熱演しておりました。美人女優がまた違った形で登場して来るのも映画の醍醐味かもしれませんね。

まとめ

バイクに乗って地獄行き

コメント

タイトルとURLをコピーしました